消毒に関して...

熱水消毒では85℃前後まで昇温し、ラインを消毒します。薬液では消毒しきれない配管接合部においても熱伝導作用による消毒効果を得られ、熱は幅広い菌に対して有効であることが知られています。また熱水消毒においては薬液を使用しないため経済性、環境性、作業性に優れていると言えます。
最新のROでは熱水消毒の機能を有しているものが多く、またオプションにて機能を追加することも可能です。これにより、透析終了後、セントラル、個人用透析装置、A,B剤溶解装置それぞれの洗浄・消毒が終了後にRO水系すべてに自動で熱水消毒を行うことが可能になります。
近年の清浄化においてはRO水系の消毒も不可欠なものと言えます。環境性・作業性に優れている熱水消毒は今後更なる普及が予想されます。

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